切手の発行主体
切手の発行主体は郵便業務を管轄する国家機関や公共事業体(日本においては日本郵政グループの郵便事業(日本郵便))である。ほかにも運送業者が切手同様の類似商品券を発行する場合もあるが、通常は切手とはいわずラベルとされる。これは国際的な郵便ネットワークを統括する国際組織である万国郵便連合(UPU)に加盟している郵便事業体(かならずしも国家ではなく、植民地でも加盟はできる)が発行するもののみが、切手として公認されているためである。そのため、かつてはUPUに未加盟の国の切手は国際郵便に使用できないとされ、郵便物交換の協定を締結しているUPUの加盟国を経由して発送されていた。現在では多くの国々がUPUに加盟しているためそのようなことはない。ただし中華郵政のように国際的未公認の中華民国(台湾)の郵政事業株式会社はUPUに未加入であるが、国際郵便に使用できるため切手と公認されている例外もある。